ご挨拶

私儀、日本から飛行機で約13時間、アメリカ合衆国ミネソタ州の首都ミネアポリス・セントポール市を本拠地とし、ロックアーティストとして活動して参りました。日本とアメリカを行ったり来たりの中で様々な異文化を経験しました。

今では、日本にいながら海外からの視点で考えています。日本人が持つ強み、奥ゆかしさや思いやり、美学についてもう一度気づいていただきたいものです。時代に流されず、しっかり地に根を張りご縁のあるみなさんに生き抜く力と安心を与えたいのです。

自己保身に回る、誰かに合わせるという日本人特有の本音と建前や空気を読むなどはもとより、グローバル化した世界で生きる秘訣も経験談とともにお話しましょう。

1.穏やかな心と安心感

みなさまのご縁を大切に仏事や法話なども研鑽を深めていきます。

2.わかりやすい布教

単なる情報媒体ではなく、みなさまと仏さまはいつも一緒なのだと感じていただくことで、不安をいくらかでも軽くするヒントになればと考えます。

3.環境整備

境内はもとより、敷地全体の景観を美しく維持できるよう力を注ぎます。
平坦な土地への墓所設置をしたいなどの声も受け、土地を開梱する覚悟で修行しております。数年後には墓所としての体裁を整えられると存じます。広さは約1ヘクタールほどあります。
参詣者用の外トイレがありません。ぜひ寄付をお願いして利便を図りたいと存じます。

4.本堂や客殿の老朽化が甚だしい

本堂は、約200~250年ほど経過しており危険な部分も見受けられます。群馬県内で最古の本堂と言われております。みなさまの力をお貸しください。

曹洞宗とは

今から八百年ほど前の鎌倉時代に、「道元禅師」が正伝の仏法を中国から日本に伝え、「瑩山禅師」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。
このお二方を両祖と申し上げ、ご本尊「お釈迦さま(釈迦牟尼仏)」とともに、「一仏両祖」として仰ぎます。

曹洞宗はお釈迦さまをご本尊とし、歴代の祖師が相承してこられた御仏の教えにしたがい、正しい信仰生活を送ることを宗旨としております。

両祖として仰ぐ道元禅師と瑩山禅師は、坐禅を中心とした生活の全てが御仏の行いであり、その功徳を普く人々に回めぐらせなさいとお示しくださいました。多くを求めてしまう生き方を見つめ直し、自己をつつしみ、ともに思いやり、分かち合う心豊かな社会の実現を、常に望んでおります。

今、私たちの心は不安に苛さいなまれて止やみません。絶えることない凄惨な事件や争いに胸を痛め、災害に涙し、他者との関わりに思い悩むような、苦悩に満ちた社会を生きております。

こうした世の中にあって、お釈迦さまと両祖さまは、いかにして心やすらかに生きるかをお示しくださっています。御仏の前に静かに坐り、ご先祖様に思いをよせて掌てを合わせ、身心を調えて、一仏両祖の教えを今こそ実践して参りましょう。

曹洞宗とは

生壽寺管理墓地について

敷地内において、新たな墓地用地の建設を計画しております。

従来の先祖代々の様式に加えて、新時代のあり方を提供いたします。

細かな時期はまだ決まっておりませんが、ご希望の方はご連絡お待ちしております。

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